2017年10月中途入社

青木 久直

京都や神奈川、静岡などで料理の経験を積み重ねる。和食だけにとどまらずフランス料理なども学び、当社に入社。

趣味は料理を作ることで、休日は読書や家庭菜園を楽しんでいる。

社長の人柄と豊かな自然に惹かれました

当館には6,000坪の敷地があり、大自然に囲まれるように旅館が建っています。応募後、面接前に下見に来たときにこの景色を見て「いいな」と思いました。

社長との面接ではまず、離れや宿についての説明を聞きました。社長の人柄と豊かな自然に惹かれ「この会社で働きたいな」と感じたことをよく覚えています。入社して働き始めると、人が温かく働きやすい職場だと感じました。「この会社で社長と一緒にやっていきたい」という気持ちになりましたね。

アットホームな働きやすい職場です

料理長として、仕込みや調理、盛り付けといった調理場での作業全般に加え、4ヶ月ごとに変わる献立を作ったり、部下の育成をしたりしています。取締役も兼任しているので、そちらのマネジメント業務も行っています。調理と洗い場のメンバーは、10代後半から60代までの男女5~6名。当社のフォロー体制は抜群で、洗い場の人手が足りないときは仲居さんやフロントのスタッフが手伝いに来てくれるなど、みんなで助け合っています。「料理の世界は厳しい」というイメージを持たれている方も多いかもしれません。でも、当社は働きやすさと仲良く仕事をすることを大事にしているアットホームな雰囲気の職場なので、安心してください。

雉(きじ)料理をお出ししています

当館の名物は、雉料理です。お刺身や鍋だけではなく、雉のスープを入れたプリンなどのデザートも作っています。

雉を初めて召し上がるお客様も多くいらっしゃいますが、「美味しかったです」と喜んでいただいていますね。雉がヘルシーで滋養強壮にも良いことを知ると、またイメージが変わられるようです。3年ほど前、雉肉を仕入れている愛媛県鬼北町に社長と視察にいきました。雉をしめるところを見学し、命をいただいていることを実感。最後まで余すところなく使わせていただこうと、より強く思うようになりました。「こういう料理を作りたい!」というイメージはたくさんあるので、これから色々な雉料理を一緒に作ってくれる方に来てもらえるとうれしいです。

「豊(かに)」「栄(える)」「(楽し)荘(そう)」

「会いたい」と呼ばれてご挨拶に伺ったお客様に「また来るね」という言葉をいただいたときは、うれしいですね。お客様からのアンケートで「美味しかったです」「癒されました」「日常を忘れられました」などの言葉をいただくのですが、料理についてもっと書いていただけるように「しっかりがんばろう!」と思うときに、やりがいを感じています。当社は、各自の「こうしたい」という夢を実現できる場所であり、常に前を見続けられる会社です。先日、みんなで会社の将来のビジョンを作りました。それは、豊栄荘の文字をなぞり「豊(かに)」「栄(える)」「(楽し)荘(そう)」というもの。会社も自分も、楽しそうに豊かに栄える未来を実現していきたいです。